コペルプラス富山教室のブログを見て頂きありがとうございます。
本日は「相談支援事業所が使えなくても、セルフプランを使えば療育できる」についてご説明します。
最初にとても重要なこと
最初にとても大事なことを話しますと、このセルフプランを使う方法は現在、富山県では推奨された方法ではありません。
これだけ聞くと「えっ使えないじゃん」と思われるかもしれませんが、禁止されているわけではなく、推奨されていないのです。
富山県としては、将来の子ども達のことを真摯に考えた結果の措置だと思いますし、実際にセルフプランを使うことに反対はしておりません。
私たち自身も、子どもの発達をよく考え、様々な専門家の意見を取り入れることで、最高の療育ができると思っています。
なので、もし相談支援事業所が利用できる場合は積極的に使ってほしいと思っています。
しかし現状として、相談支援事業所も利用待ちのケースが多くあります。すると実際に療育を受けるまでに早くて1か月、遅いと3か月以上待たないといけない場合もあります。
すると子どもはどんどん成長していくので、大事な時期を逃すということも起こりえます。それは悲しいことであり、やはり可能な限り早期療育を目指すことは大事だと思います。
なので推奨はされていないけど、もし発達障害(およびグレー)だと診断され、相談支援事業所の利用までに時間がかかる場合にはセルフプランを検討することは大いにありだと思います。
また最初はセルフプランから始まり、更新月までに相談支援事業所を探すことも可能なので、必要とあればセルフプランを検討してみましょう。
セルフプランとは
相談支援事業所などで作る「サービス等利用計画」を自分自身で作成して受給者証を取得することを言います。
受給者証がないと療育を受けることができないので必ず取得するものになります。
受給者証は、利用可能日数(支給量)やサービスの種類などが書かれています。利用料の9割を自治体負担、1割を自己負担の料金で療育を受けられます。(世帯所得などで若干の違いあり)
基本的には、通所事業所を決めて、相談支援事業所でサービス等利用計画を作り、市役所に提出して取得します。
セルフプランの書き方
現在、富山県ではセルフプランを推奨していないので、Web上で説明や掲載することが難しく、提出する用紙や記載例に関しては市役所に問い合わせる以外はありません。
なので、具体的にどのようにすれば良いのか?と言われましたら、
直接お住いの市役所に問い合わせる、もしくはコペルプラス富山教室のようにセルフプランのやり方や書き方を説明できる専門の機関に相談するのが良いと思います。
コペルプラス富山教室では、お電話頂ければセルフプランやその他悩み事などの相談にも乗ることができますので、お気軽にご連絡いただければ対応いたします。
最後に
コペルプラス富山教室は「発達障害という言葉自体が使われなくなる未来」を夢見て日々の療育を行っています。
発達障害は一つの特徴 、つまり「個性」であると考えています。
なので、発達障害で悩んだり困ったりしていたら、一緒に解決できる道を探していきましょう。
一人でも多くの人が幸せになれるように全力でお手伝いいたします。